ロシア軍のルハンシク州への激しい攻撃継続 シェヴェロドネツィクの被害甚大
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ハイダイ・ルハンシク州軍行政府長官は12日、現在ロシア軍は同州ルビージュネの支配を確立し、隣接するシェヴェロドネツィクを制圧することを目的としていると伝えた。
ハイダイ長官がフェイスブック・アカウントにて報告した。
ハイダイ氏は、「ロシア人は町々を焼き払っている。廃墟を制圧するためだ。自由なルハンシク州全てが占領者の激しい炎の中にある。ロシスト(編集注:ロシアのファシスト)の目的は、ルビージュネの完全なコントロール確立と、シェヴェロドネツィクの制圧だ。現在、彼らの全ての行動はそれを目指している」と書き込んだ。
また同氏は、敵はクゾリャシウカ、シェヴェロドネツィク方面への侵攻を行っており、部分的な成功を収めていると述べた他、「コミシュヴァスでは戦闘が継続。オリホヴェとトシュキウカへの襲撃がオーク(編集注:ロシア軍への蔑称)に結果をもたらしていない」と伝えた。
さらに同氏は、前日、ドンバス地方では敵の9回の襲撃を撃退し、8両の戦車、6台の戦闘装甲車両、5台の車両、1台の地対空ミサイルシステムを破壊したと伝えた。