ウクライナ西部で国連機関提供の小麦粉を使った国内避難民向けパン焼き開始

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ウクライナ西部のリウネ州では、国連世界食糧計画(WFP)が同州に提供した小麦粉を使った、国内避難民のためのパン焼きが始まった。

リウネ州軍行政府がフェイスブック・アカウントにて伝えた

パン焼きを始めたのは、ロキトネ村の慈善ベーカリー。ロキトネ共同体のタルホンシキー首長は、「一時的にロキトネ共同体へと移動してきた避難民たちは、今日にも香り高いパンを受け取れる。今後は、多くの人々がこのような無料支援を受け取ることができる。パンを焼いているのはロキトネ村の『イェヴァさんのパン』と『パリャニツャ』の2つの慈善ベーカリーだ。彼らは、戦争のはじめから軍人や避難民のためにパンを焼いている」と伝えた。

パンは、避難民以外にも、貧困層、年金生活者、子供のいる家庭、障がい者にも配られるという。

なお、国連世界食料計画(WFP)はリウネ州のために1000トン以上の小麦粉と豆を購入し、避難民や州内の社会施設に配るために、4つの地区とリウネ市に配布していた。

写真:リウネ州軍行政府