キーウ市へのミサイル攻撃で住民1名死亡、4名が病院へ搬送

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ロシア軍による26日朝のミサイル攻撃(1回目)の集合住宅への着弾にて、住民1名が死亡、4名が病院へ搬送された。

検事総局広報室がテレグラム・チャンネルにて報告した

発表によれば、最新情報では住民1名が死亡、4名が負傷(児童1名含む)したとのこと。また、刑事捜査が開始されたと書かれている。

また、クリチコ市長は、今回のミサイル攻撃で住民25名を避難させたと報告した

ウクライナ空軍のイフナト司令部報道官は、テレビ出演時に、今回のミサイル攻撃は、ロシア軍爆撃機、Tu-95とTu-160から行われたものだと伝えた。

イフナト氏は、「キーウ州を攻撃した戦略爆撃機Tu-95とTu-160は、カスピ海、アストラハンの爆撃機と同じだ。彼らはそこから飛んできたのだ。それらの装備には、そこから私たちのところまで飛ばせるX101が入っている。それは、最大5500キロメートル飛翔し得る。つまり、爆撃機は、私たちのところに入域する必要は全くなく、彼らは離陸し、戦闘ルートに入り、ミサイルを発出するだけで良いのだ。そのようなミサイルが今日、4〜6発発射された。重要なのは、私たちの防空システムが機能したこと、一部のミサイルは撃墜されたことだ。1発については確認できている。もう1発の破片を探しているところだ」と発言した。

同氏はまた、そのタイプのミサイルは、ロシア軍の装備の中の最も高価なものの一つだと指摘した。

これに先立ち、26日朝、キーウ市シェウチェンキウシキー地区の集合住宅にロシア軍の発射したミサイルが複数着弾していた