ウクライナ軍、リシチャンシクから撤退=宇軍参謀本部
ウクライナ軍参謀本部は3日、同軍が東部ルハンシク州リシチャンシクから撤退したと発表した。
参謀本部がフェイスブック・アカウントにて発表した。
発表には、「リシチャンシクを巡る激しい戦闘の後、ウクライナ軍は、これまで押さえていた陣地とラインから撤退を余儀なくされた」と書かれている。
さらに、ロシア軍の方が火砲、航空機、多連装ロケットシステム、弾薬、人員において数において優勢である中、リシチャンシクの防衛継続は致命的な被害をもたらしかねないとし、ウクライナ軍人の命を守るために、撤退の決定が採択されたと書かれている。
参謀本部は、ウクライナ軍人は戦い続けているとしつつ、「しかしながら、成功のためには、意志と愛国心だけでは不十分であり、物質・機材リソースが必要だ」と強調している。
また、ウクライナのルハンシク州やその他の地域の防衛者たちは果敢に自らの国民としての義務、軍人としての義務を遂行しているとし、「私たちは戻ってくる。必ず勝つ」と伝えた。