ロシア軍、ウクライナ中部ヴィンニツャへミサイル攻撃 死者12名

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14日、ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は、ウクライナ中部ヴィンニツャへとミサイル攻撃を行った。これにより、児童1名を含む、民間人12名の死亡が確認されている。

ティモシェンコ大統領府副長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた

ティモシェンコ氏は、「ロシアのミサイルがヴィンニツャ市中心部に着弾した。死者8名、内1名は小さな子供だ。負傷者あり。これは、後方深くの私たちの平和な町における占領者のさらなる犯罪である」と発言した。

写真:国家非常事態庁

その後、国家非常事態庁は、「12時15分時点で、死者12人、負傷者25人」と報告している

また、ゼレンシキー宇大統領は、テレグラム・チャンネルにて、同ミサイル攻撃の被害状況を示す動画を公開した

その際ゼレンシキー氏は、「ヴィンニツャ。市の中心部へのミサイル攻撃だ。死傷者が出ており、中には小さな子供もいる。毎日ロシアは、民間人を殲滅しており、ウクライナの子供を殺し、軍事的な物の何もない民間インフラにミサイルを飛ばしている。これがあからさまなテロ行為でなければ何なのだ? 人間ではない。殺人国家、テロ国家だ」と強調した。

クレーバ宇外相も、ツイッター・アカウントにて、同ミサイル攻撃の被害状況を示す動画を公開している。

ボルゾウ・ヴィンニツャ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、「防空システムがミサイル4弾を州上空で撃墜した」と伝えた。同時に、同氏は、ヴィンニツャ市内ではミサイル着弾地点で救助作業が続いていると報告している。

国家非常事態庁は、テレグラム・チャンネルにて、「10時50分、9階建て住居『ユヴィレイニー』近くの公園広場に着弾が発生。暫定情報では、8名死亡、8名負傷。25台の車両が炎上。90名の救助隊が活動している」と伝えた