モルドバ領にウクライナ軍に撃墜された露ミサイルが落下

３１日、モルドバ北部のウクライナとの国境近くのナスラヴチャ村に、ウクライナ軍に撃墜されたロシア軍のミサイルが落下した。

モルドバ内務省広報室が発表した。

内務省は、ミサイルはウクライナ空軍に撃墜されたものだとし、最新情報では今回の落下による犠牲者は出ていないが、複数の家の窓が割れたと報告した。

また、発表には、「現時点で、内務省軍は、あり得る危険を回避すべく、ミサイル落下地点を囲っており、記録班が現場で活動している」と書かれている。

その他、ウクライナ側の情報として、ナスラヴチャ・ダムから１０キロの距離にあるウクライナ国内のドニステル水力発電所が無人機で攻撃を受けたが、ダムは損傷しておらず、洪水の危険は現時点ではないと報告されている。

これに先立ち、３１日朝、ロシア軍は、ウクライナ各地へとミサイル攻撃を行った。複数地域の重要インフラへの着弾が報告されている。