ゼレンシキー宇大統領、ハルキウ州の状況は「さらに安定」 ドネツィク州は厳しい情勢

ウクライナのゼレンシキー大統領は、5月からロシア軍が再攻勢を仕掛けている同国東部ハルキウ州の状況は以前と比べてさらに安定したと報告した。同時に東部ドネツィク州では、毎日ロシア軍が数十回の攻撃を仕掛けていると伝えた。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで発言した

ゼレンシキー氏は、「今日、多くの注目が前線、私たちの戦士、私たちの展望に向けられていた。とりわけ、対外情報庁長官の報告があった。総司令官の報告があった。極めて強靭に、極めて勇敢に現在ロシアの襲撃を撃退している私たちの全ての人々を誇っている。ハルキウ州は、状況がさらに安定した。それは私たちの戦士の偉業だ」と発言した。

同時に同氏は、ドネツィク州は今極めて困難だと指摘し、「特に、ポクロウシク方面だ。ロシアの攻撃が毎日数十回ある。そこで耐え抜き、占領軍を倒し、対ウクライナ戦争でロシアは何かができるという期待を与えるきっかけを一切同国に与えないことが非常に重要だ。可能性がある時、チャンスがある時、私たち自身が自分たちのために勝利の、ウクライナの成功のチャンスを作り出さすことを自らに義務づけている時、私たちは、ウクライナのために結果を得ることができるし、得ねばならない。あらゆる点で。常に」と発言した。

写真:大統領府