ウクライナ防空戦力、露軍発射の無人機88機撃墜 他41機が消失
ウクライナ空軍は、28日から29日にかけての夜間にロシア軍がウクライナに向けて発射した自爆型無人機132機の内88機を撃墜したと報告した。
空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた。
空軍は、28日18時30分から、ロシア軍がウクライナに対して132機の自爆型「シャヘド」などの無人機で、オリョール、ミレロヴォ、クルスク、プリモルスコ=アフタルスクから攻撃を仕掛けてきたと伝えた。
29日9時の時点で、この内88機の無人機を撃墜。迎撃戦は、キーウ州、チェルニヒウ州、チェルカーシ州、スーミ州、ハルキウ州、ポルタヴァ州、ジトーミル州、ドニプロペトロウシク州、ザポリッジャ州、オデーサ州で行われたという。
さらに、他41機が、おそらく電子戦機器の効果により、ウクライナ領を飛翔中に消失。他1機は、ロシア領に戻って行ったという。
今回の攻撃により、ウクライナの複数の州で、インフラ、自動車、民家、集合住宅に破損が発生。また負傷者も出ていると報告されている。
写真:ゲッティ