ウクライナ政府系サイト、ハッカー攻撃受け障害発生
13日から14日にかけての夜間、ウクライナの複数政府系サイトがハッカーによるサイバー攻撃を受け、現在までサイト上の情報が閲覧できない状態となっている。
オレフ・ニコレンコ外務報道官は、自身のツイッター・アカウントにて、大規模なハッカー攻撃により、外務省及びその他複数の国家機関のウェブサイトが一時的に停止していると伝えた。
ニコレンコ氏は、専門家がすでにITシステムの復旧を行っているところだとしつつ、「ご迷惑をおかけして申し訳ない」とするメッセージを掲載した。
また、ウクライナ教育科学省のウェブサイトも現在機能していない。同省は、フェイスブック・アカウントにて現状を報告している。
同省の投稿には、「2022年1月13日から14日にかけて、大規模な攻撃により、教育科学省の公式サイトは一時的に機能していない」と書かれている。
現在、問題解決のための作業が続いており、サイバー警察が活動しているとのこと。復旧までの間は、フェイスブック、ツイッター、ユーチューブといった同省のソーシャルメディア上の公式アカウントでの情報発信を見るよう呼びかけられている。