ウクライナ国民のデータはハッカー攻撃によるダメージを受けていない=デジタル移行相

1月13日から14日にかけての夜間に起きたウクライナ政府機関のウェブサイトへのハッカー攻撃に関し、フェドロウ副首相兼デジタル移行相は、ウクライナ国民のデータは被害を受けていないと伝えた。

フェドロウ氏がテレグラム・チャンネルにて発表した

フェドロウ氏は、「ウクライナ国民のデータは安全だ。なぜなら、ダメージを受けたのは、いくつかのウェブサイトの機能であり、登録(編集注:国民の情報のデータベース)ではないからだ。アプリ『ジーヤ』(編集注:政府サービスアプリ)は機能していたし、今も安定して機能している」と書き込んだ。

同氏はまた、攻撃を受けたサイトの一部は、サイト管理者が調査のためにネットワークから切断したとし、現時点までに大半のサイトが復旧していると伝えた。

その他、デジタル移行省の専門家は、保安庁(SBU)、サイバー警察、ウクライナ国家特別通信・情報保護庁をサポートしていると伝えた。

これに先立ち、14日朝、夜間にウクライナの複数政府系サイトがハッカーによるサイバー攻撃を受け、サイト上の情報が閲覧できない状態となっていることが発表されていた