対ウクライナ不安定化工作を行う露情報機関職員は約7000人=宇保安庁

ウクライナ保安庁(SBU)は、ウクライナ国内でオンライン工作などにより情勢不安定化を行っているロシア連邦の情報機関職員は約7000人だと発表した。

29日、SBUのイッリャ・ヴィテュク・サイバーセキュリティ局局長がICTV局番組出演時に発言した。

ヴィテュク氏は、「今日、約7000人の情報機関職員がロシア連邦領からウクライナ領全土で活動している」と発言した。

同氏はまた、2021年だけで、SBUは、インターネット上で反ウクライナ扇動を行っていた15のネットワークや、15万以上の情報工作用アカウント(ボット)を管理していた約20の拠点の活動を停止させたと伝えた。

同氏は、「あたかも15万人が何らかのコメントをしたり、投稿を拡散したり、出来事について評価を書いたりしていたように見せていたのだ。私たちは、ロシア連邦保安庁(FSB)に常駐し、クリミアから活動していたハッカーグループ『アルマゲドン』に対する過去に例のない特殊作戦を行った」と発言した。