ウクライナの合法的な居場所はNATO=ストルテンベルグ事務総長

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20日にキーウを訪問した北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、ウクライナの欧州大西洋願望への支持を伝え、ウクライナのNATO基準移行を支援する長期的イニシアティブにつき言及した。

ストルテンベルグNATO事務総長がゼレンシキー宇大統領との会談後共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ストルテンベルグ氏は、「明言する。ウクライナの合法的な居場所は欧州大西洋家族の中であり、ウクライナの合法的な居場所はNATOの中である。そして、私たちのサポートは、あなた方がそれを実現するのの役に立つものだ。今日、私たちは、大統領と共に長期的支援イニシアティブについて協議した。それは、あなた方がソ連の装備やドクトリンからNATO基準に移行するのに役立ち、私たちの軍との完全な相互運用性を確保するものだ」と発言した。また同氏は、この方策はNATOがウクライナを支持していることの証左だとも指摘した。

その他同氏は、2022年2月以降、NATO同盟国はウクライナに対して、1500億ユーロ以上の支援を提供してきており、内650億ユーロが軍事支援だと伝えた。

そして同氏は、「現在、同盟国はより多くの航空機、戦車、装甲車を提供しており、NATOはウクライナに医療機材、携帯サテライトシステム、船橋の供与を含む緊急支援を提供している。これら全てが毎日戦場を変えている」と発言した。

同氏はまた、自身とゼレンシキー大統領は「公正で持続する平和」が不可欠であることに一致したと述べ、その文脈で、同氏はゼレンシキー大統領が提案している和平計画を歓迎し、またウクライナ軍の強化が必要であると強調した。

なお、20日、ストルテンベルグNATO事務総長がキーウを電撃訪問した。