マクロン仏大統領、ウクライナへの防空システム「SAMP/T」到着を報告
フランスのマクロン大統領は19日、ウクライナが仏・伊製中距離防空システム「SAMP/T」を受け取ったと発表した。
マクロン大統領がパリ航空ショーにおける演説の際に発言した。仏ル・モンド紙が報じた。
マクロン氏は、システムはすでにウクライナに届いており、同システムは機能しており、「重要施設や人命を守っている」と発言した。
なお、フランスは、同システムのウクライナへの提供を今年2月に発表していた。
報道には、SAMP/Tマンバは、欧州で開発された初の中射程防空システムだと書かれている。同システムは、ルーマニアの黒海沿岸の重要港コンスタンツァの防衛のためにすでに展開されているという。
SAMP/Tは、航空機に対する射程距離は3〜100キロ、弾道ミサイルに対する射程距離は3〜25キロ、射程高度は最大25キロ。