デンマーク、ウクライナ軍航空機操縦士のF16訓練を開始 期間は「6〜8か月」

デンマークのポウルセン国防相代行は26日、ウクライナ軍航空機操縦士の戦闘機F16の訓練を開始したと発表した。

AP通信が報じた

ポウルセン大臣代行は、デンマークは「ウクライナ操縦士のための訓練とその後の教育努力の開始のための方策を実施した」と発言した。

さらに同氏は、「私たちはまた、ウクライナにデンマークの戦闘機F16の具体的貢献をすべきかどうか、それはいくつであるべきか、ということの検討を行う」とも伝えた。

加えて同氏は、デンマークのF16のあり得る供与が現実となるより先に、まずはウクライナの操縦士が6〜8か月間の訓練を受けねばならないと指摘した。

そして、同氏は、「それは、あなた方が決定を事前に採択できないことは意味していない。しかし、それら(F16)はデンマークに2024年まではあり続ける」とコメントした。

なお、デンマークは、戦闘機F35Aを27機発注しており、装備に加えられてから40年以上経過しているF16との交代が行われることになっている。F35Aとの交代の時期は、2023年末から2025年末までの期間。

写真:Defensie.nl