米国、4億ドル相当の対ウクライナ安保支援発表

米国防総省は25日、ウクライナに対して新たに総額4億ドル相当の安全保障支援を発表した。今回の支援には、防空システム「パトリオット」や「ナサムス」、高機動ロケットシステム「ハイマース」などの弾薬が含まれている。

米国防総省広報室が公表した

発表には、「今日の安全保障分野の支援は最大4億ドルで、ウクライナがロシアの現在の侵略戦争と対峙することに役立つ、追加の防空弾薬、火砲その他の弾薬、装甲車、対装甲車兵器などを含むものである」と書かれている。

公開されている支援品リストは以下のとおり。

・防空システム「パトリオット」および「ナサムス」追加弾薬

・対空ミサイルシステム「スティンガー」

・高機動ロケットシステム「ハイマース」追加弾薬

・155ミリ・105ミリ口径砲弾

・120ミリ・60ミリ口径迫撃砲弾

・装甲兵員輸送車「ストライカー」32台

・TOW対戦車ミサイル

・対戦車ミサイルシステム「ジャベリン」などミサイル

・無人航空機システム「ホーネット」

・ロケット弾「ハイドラ70」

・戦術航空ナビシステム

・障害物除去用弾薬

・2800万個以上の小火器弾薬と手榴弾

・暗視装置・赤外線システム

・予備部品、訓練用弾薬、その他野戦装備