ウクライナはスウェーデンによる戦闘機「グリペン」供与に向けて作業している=ゼレンシキー宇大統領

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ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、同国はスウェーデン製戦闘機「グリペン」のウクライナへの供与に向けて作業をしていると発言した。

スウェーデン首都ストックホルムを訪問したゼレンシキー大統領がクリステンション・スウェーデン首相との共同記者会見時に発言した。

ゼレンシキー氏は、「私たちには航空優勢がなく、私たちには現代的航空機がない。スウェーデンのグリペンは、あなた方の国の誇りである。私は、(クリステンション)首相がそのような誇りをウクライナに共有する可能性があると思っている。私たちはそのために作業をしている。重要なことは、私たちが強力なステップを実行したことであり、重要なことは、現在当該航空機を受け取る可能性を開く活動が数週間中に生じることである」と発言した。

また同氏は、ウクライナは現在のロシア侵略戦争における自らの短所と長所をはっきりと理解していると述べた。その他同氏は、ウクライナ軍人は自国領で戦闘しており、非常に士気が高く、困難な前線であらゆることを行っており、ロシアは撤退するか、多くの戦力を失っていると発言した。

加えて同氏は、ウクライナ軍航空機操縦士の参加する「グリペン」のテストはすでに始まっていると発言した。同氏は、「ウクライナ人、私たちの操縦士の参加するグリペンのテストは、すでに始まっている。今日、私は、スウェーデンのグリペンを受け取るという議題を開く可能性に関する将来の方策につき深く協議した。私は、今日議会議長、全ての議会の政治勢力代表者と会う。私は、私たちの空の保護のための重要項目の1つとして、本件を提起していく」と発言した。

写真:ウクライナ大統領府