ウクライナはアタクムスを今後恒常的に受け取っていく=クレーバ宇外相
ウクライナのクレーバ外相は19日、ウクライナはミサイル「アタクムス」につき恒常的な供与を受けることで米国と合意していると発言した。
クレーバ外相がテレビ番組「1+1と朝ごはん」出演時に発言した。
クレーバ氏は、ミサイル「アタクムス」の供与が確認されたということは、ウクライナが今後同ミサイルを恒常的かつより大量に受け取ることを意味するか質問されると、肯定的に回答した。
また同氏は、それは9月末のワシントンでのゼレンシキー宇大統領とバイデン米大統領の会談時の合意の結果だと指摘し、「当時、バイデン米大統領との会談後の(ゼレンシキー)大統領の演説の行間を読めば、そこから、非常に重要な決定が採択されたことが理解できただろうし、重要な決定の内、採択される可能性があったのはそれだけだったのだ。そのため、私たちは、米国に対して、合意履行と私たちの火力強化につき感謝している」と発言した。
これに先立ち、ウクライナのゼレンシキー大統領は17日、同国が米製弾道ミサイル「アタクムス(ATACMS)」を使用したことを認めていた。
なお、ゼレンシキー大統領は9月22日に米ホワイトハウスでバイデン米大統領と会談していた。その際ゼレンシキー氏は、「第二に、私たちはウクライナの防衛能力強化に関する新しい合意を達成した」とし、その詳細は後ほど発表されると伝えていた。