オーストラリア、ウクライナへの2000万豪ドルの新たな防衛支援提供を発表
オーストラリアのアルバニージー首相は25日、ウクライナに対して総額2000万豪ドル(約19億円)の追加防衛支援の提供を発表した。
アルバニージー首相がソーシャルメディア「X」アカウントで伝えた。
アルバニージー氏は、「今日私たちは、ウクライナへの2000万豪ドルの革新的な地元で開発された産業製品の形での追加防衛支援を提供することを発表した」と書き込んだ。
また、豪キャンベラタイムズの24日の報道によれば、新しい支援には、オーストラリア企業のドローンシールド社、マイクロX社、マインラブ社、SPEE3D社が開発した地雷除去機材、ポータブルX線装置、3D金属プリンター、対無人機システムが含まれるという。
さらに豪政府によれば、ウクライナへの国際人道・軍事支援のサポートのために豪空軍のE-7A「ウェッジテイル」機がドイツに派遣されたという。
コンロイ豪国防産業相は、オーストラリアの企業にウクライナ支援供与における活動につき謝意を伝えたと書かれている。
これに先立ち、豪政府は、本年6月にもウクライナに対して、70台の軍用車両供与を含む、総額1億1000万豪ドル(約7350米ドル)の軍事支援の提供を発表していた。