ウクライナは重要インフラ施設を守るためにより多くの防空システムが必要=空軍報道官

ウクライナ空軍のイフナト報道官は26日、ロシアは秋冬にかけて、原子力発電所を含む重要インフラ施設への攻撃に向けた努力を結集させている可能性があり、その防護は不可欠だと発言した。

イフナト報道官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

イフナト氏は、「可能という話ではなく、絶対的に不可欠なのだ。私たちは、すでに実質的に秋冬の時期に入っており、重要インフラ施設の防護は、空軍だけでなく、全防衛戦力に課された極めて重要な使命である。よって、どこをどのようにしてそれら施設の防護を強化できるか、という問題は毎日話し合われている」と発言した。

同氏はまた、ウクライナはそのような施設を守るための防空システムをより多く必要としていると補足した。

その際同氏は、「ロシアが昨年同様、正にそれらに対して攻撃を強めるおそれがあるのはわかったことである。よって、ウクライナに与えられるそれぞれの支援、それぞれのシステムは、それが感覚として時代遅れだと思えても、私たちのところにやってくるもの、例えば、米国製ミサイルに適合させることができたホークなどのシステムは、いずれにせよ、重要インフラ施設を守る量の面での強化なのだ」と発言した。