ドイツが中東情勢を受けて対ウクライナ支援への注目を下げることはない=ピストリウス独国防相

ドイツのピストリウス国防相は、現在の中東情勢を受けてウクライナのための支援に関する注目を下げることはないと発言した。

ピストリウス国防相がフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙へのインタビュー時に発言した

ピストリウス氏は、ドイツはロシアの対ウクライナ戦争への注目を失っていないとし、なぜならウクライナを支えることを自らの義務だとみなしているからだと発言した。

その際同氏は、「これは議論の余地のない立場である」と強調した。

イスラエルも対ウクライナ軍事支援と同様の支援を期待する可能性があるか、との質問に対しては、ピストリウス氏は、現時点でその問題は生じていないと述べ、「イスラエル国民は非常に限られた量の物を必要としている」と補足した。

その他同氏は、数日前に発言した、ドイツ自身も戦争への準備が必要だとする見解を繰り返した。同氏は、「率直に言えば、私たちもまた、極端な場合、私たちも攻撃されるかもしれないという事実に備えておかねばならない。(中略)その際、私たちは防衛戦そうを遂行する能力が必要となる」とし、そのためには戦闘能力のある軍隊が必要だと発言した。さらに同氏は、軍の兵力数を20万3000人まで拡大する警告があると認めた。