英国で訓練を受けたウクライナ軍人、３万人に到達

英国政府は１０日、同国で２０２２年６月以降に訓練を受けたウクライナ軍人の数が３万人を超えたとし、これは第二次世界大戦後、英国軍の最大の訓練プログラムだと発表した。

英国政府がプレスリリースを公開した。

また、２０１４年のロシアの最初のウクライナ侵攻時から数えると、訓練を受けたウクライナ兵の数は５万２０００人を超えると書かれている。

スナク首相は、この訓練「オペレーション・インターフレックス」は現在の戦争の方程式を変えたと述べ、「私は、この大仕事に携わった英国とウクライナの陸兵、海兵、航空兵、そして女性たち全員を信じられないほど誇りに思っている。彼らの貢献と専門性は、現在、未来における私たちの大陸の平和を確保している」と発言した。

シャップス英国防相は、この訓練プログラムは英国が国際社会をウクライナ軍支援において活性化させることができるかを示す重要な事例だと指摘した。

ウクライナ軍参謀本部のタラン・ドクトリン訓練総局局長は、「ウクライナ軍は英国、民、政府に対して、多国籍訓練プログラム『オペレーション・インターフレックス』においてウクライナ軍人を英国の軍事基地で訓練するという機会を高く評価し、感謝している」と伝えた。

写真：ウクライナ軍参謀本部