ゼレンシキー宇大統領、米国訪問開始 オースティン国防長官らと会談
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ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、米国訪問を開始し、国防大学で演説を行い、オースティン米国防長官とブラウン統合参謀本部議長と会談を行った。
ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー大統領は、何よりまず米国の政治・軍事首脳陣に対して、これまでの支援供与につき謝意を伝えた。同氏はまた、ロシアが欧州と民主世界に晒し続けている危険について話し、「プーチンは敗北せねばならない」と強調した。
その他ゼレンシキー氏は、オースティン米国防長官とブラウン米統合参謀本部議長と会談し、防衛分野における今後のウクライナ・米国協力について話し合った。
ゼレンシキー氏は、テレグラム・チャンネルにて、両者との会談時、世界の安全保障、前線の情勢展開、今後の防衛分野におけるウクライナ・米国間協力について協議したと伝えた。
さらに同氏は、米国に対して、合意履行や、「特に防空強化と、オースティン長官とブラウン議長個人のリーダーシップにつき」謝意を伝えたと書き込んだ。
なお、ゼレンシキー氏は、11日中に国際通貨基金(IMF)と世銀のトップと会談した。
12日には、米議会議員やバイデン米大統領との会談が予定されている。