ウクライナ空軍報道官、戦闘機F16関連の噂を拡散しないよう呼びかけ
ウクライナ空軍のイフナト報道官は27日、ウクライナに戦闘機F16がすでに到着しているとする誤った情報を拡散しないようテレグラム・チャンネル運営者に改めて呼びかけた。
イフナト報道官がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。
イフナト氏は、「米国誌ニューズウィークがウクライナのF16があり、しかもそれがもしかしたらロシアの航空機6機の破壊に関与したかもしれないとする信じられない予想を載せた記事を公開した」と書き込み、それはウクライナのテレグラム・チャンネルや複数報道機関にとって、自らの評判を落とすための大きな機会となったと指摘した。
その際同氏は、その記事は事実無根であるとした上で、「何のために私は昨日23回もウクライナや外国の番組の生放送に出演して、露シスト(編集注:ロシア+ファシストの造語)について話、F16破壊というロシアの馬鹿げた発表や、現時点でウクライナにF16が到着していることが目的に適っていないことにつき話さなければならないのだ?」と強調した。
これに先立ち、イフナト氏は、ウクライナがF16を近く受け取ることはないと発言していた。その際同氏は、「全て予定通りに進んでいるし、(航空機)連合の国は、自分のコミットメントを履行している。それらの国は、航空機提供の準備があるが、しかし、準備があるというのは、すぐに引き渡すということではない。全てに適切な時というものがある」と発言していた。