ドイツ議会防衛委員会委員長、ウクライナへの長射程ミサイル「タウルス」供与の必要を主張
ドイツ議会のシュトラック=ツィンマーマン防衛委員会委員長(自由民主党所属)は、ドイツ政府はウクライナに対して長射程巡航ミサイル「タウルス」を供与すべきだと主張した。
シュトラック=ツィンマーマン委員長がロシア軍のウクライナへの攻撃激化を受けて発言した。ニュースサイト「tオンライン」が報じた。
シュトラック=ツィンマーマン氏は、ウクライナにはより多くの弾薬、より多くの部品を必要しており、ロシアの供給網を複雑にするために、タウルスも速やかに供与すべきだと発言した。
同氏はまた、ドイツはウクライナに対して「必要な限り」ずっと支援を提供すると約束したのであり、それは「もし私たちが欧州のパートナーとともにウクライナをさらに支援していかないのだとしたら、空虚な言葉になってしまう」と指摘した。
その他同氏は、戦闘機F16のウクライナへの提供を目指す「航空機連合」が迅速に活動すべきだと主張した。
また同氏は、ウクライナへ提供されている独製戦車の修理が遅すぎるという問題を指摘した。