ロシア、イランからの弾道ミサイル購入計画を進める=報道

ロシア連邦は、イランから短射程弾道ミサイルの購入計画を積極的に進めている。最初の供給は、今年の春にも実現するかもしれない。

米ウォールストリートジャーナルが米政権関係者の発言をもとに報じた

米関係者は、「ロシアはイランから短射程弾道ミサイルの購入を計画しており、それはロシアが戦争の決定的瞬間にウクライナのインフラを攻撃する能力を強めることになる」と発言した。

また関係者の一人は、「米国は、ロシアの短射程弾道ミサイル購入の交渉者が積極的に話を進めていることを懸念している」と述べ、「私たちは、ロシアがイランからミサイルシステムを購入する意向があると評価している」と補足した。

さらに関係者は、イランはこの春にもロシアが必要とするミサイルを供与する可能性があると予想している。

記事には、昨年、ホワイトハウスが、ロシアとイランが過去に例のない水準で防衛パートナーシップを拡大しているさらなる兆候が見られると発表しており、それによりロシアがウクライナでの戦争を継続するのを助け、またイランの隣国への脅威も生み出していると書かれている。

同時に関係者は、購入合意が完了したとは思っていないとも指摘している。

また、関係者は、ロシアがすでに北朝鮮から、数十発の弾道ミサイルと発射装置を受け取っているとも伝えている。