ゼレンシキー宇大統領、ルーマニアと安保協定締結協議を始めたことを報告
ウクライナのゼレンシキー大統領は14日、ルーマニアとの間でウクライナのための安全保証協定を締結する協議が始まったと報告し、英国と締結した協定が他の国との類似の協定締結の際の模範となるだろうと発言した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「ウクライナにとっての安全保証に関する作業でも継続がある。ルーマニアとの協議を始めた。それは同様の二国間作業を行っている国として、もう9番目の国だ。G7の全ての国とオランダ、それからルーマニアである。さらに増える。今週私たちが英国と締結した合意を模範とする。英国には、最初に合意を共同で非常に良い内容にしてくれたことにつき改めて感謝している」と発言した。
なお、ウクライナと日本は、2023年7月のNATO首脳会合の機会にG7とウクライナで発出した「ウクライナ支援に関する共同宣言」に基づいた上で、林前日本外相が9月にキーウを訪問した際に同様の二国間合意締結に向けた協議を始めている。