オランダ、さらに6機のF16をウクライナへ供与を発表 合計24機に
オランダのオロングレン国防相は5日、同国政府はウクライナに対して当初の発表よりも6機多く戦闘機F16を供与する準備をしていると発表した。
オロングレン国防相がソーシャルメディア「X」アカウントにて伝えた。
オロングレン国防相は、「オランダ国防省は、ウクライナへの供与のためにさらに6機の戦闘機F16を準備している。これにより、F16の合計は24機となる。ウクライナの航空優勢はロシア侵略との対抗にとって極めて重要だ」と書き込んだ。
また、オランダ国防省広報室は、「ウクライナへの供与の準備が行われている18機のF16に、6機が加えられる」と補足した。
同時に国防省発表には、オランダは民間のドラケン・インターナショナル社にはF16を供給しないと書かれている。国防省は、「オランダは、6機の戦闘機F16の売却可能性に関する議論を止めた。国は、ドラケン・インターナショナル社と協議を行ったが、双方は、それらF16の売却と供与は、短期的展望では行わないとの結論に達した」と説明した。
これに先立ち、オロングレン蘭国防相は、ウクライナは今年中にF16を受け取れる可能性があると述べているが、具体的な引き渡し時期についてはこれまで発言していない。
写真:ヴァラヒア・ニュース