キーウの電力状況、引き続き危機的=電力会社
ウクライナの電力会社「ヤスノ」のコヴァレンコ総裁は24日、キーウ市の電力システムの状況は今も危機的であるが、若干の改善はあると伝えた。
コヴァレンコ氏がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。
コヴァレンコ氏は、「キーウの電力システムの状況は引き続き危機的であるが、状況は若干動いている。電力事業者の努力のおかげで、ネットワークへの負荷を再分散できた。現在、オボロン地区、クレニウカ地区、ボルシチャヒウカ地区は、市内の他の地区とほぼ同じ条件下にある」と伝えた。
また、同氏は、温暖な気温によっても救われていると伝えた。
同時に同氏は、「それでも、(電気)機器は適切に使用するよう、またコンセントに全てを一度に挿さないようお願いする」と伝えた。
これに先立ち、19日、ロシア軍は、再び自爆型無人機でウクライナに対して大規模攻撃を行っていた。その際、キーウ州のインフラ施設と民間の建物に被害が出たことがわかっている。