リヴィウ空港付近で輸送機An-12が緊急着陸 死者5名
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西部のリヴィウ空港付近にて、輸送機An-12が緊急着陸した。同機は、同日朝レーダーから消失し、しばらく後、滑走路から1.5キロ離れた場所で発見された。5名が死亡したと伝えられている。
4日、国家非常事態庁が事故の発生を伝えた。
発表には、10月4日午前7時10分、国家非常事態庁に、リヴィウ国際空港から13.7キロ地点で輸送機An-12がレーダーから消失したと通報が入ったと書かれている。その後、7時29分、乗員との通信が繋がり、同機が緊急着陸したことが判明。7時46分、同機が空港の滑走路から1.5キロ離れた地点で発見された。同輸送機から火災は発生していないとのこと。
その後、ウラディスラウ・クリクリー・インフラ相は、自身のフェイスブック・アカウントにて、同事件で5名が死亡したことを伝えた。
クリクリー大臣は、「『ウクライナ・エアアライアンス』社An-12 UR-CAH機UKL4050チャーター輸送便は、最新情報では、3名の乗員により、ヴィコ(スペイン)-リヴィウ間飛行中、空港近くのソキリニキ村に緊急着陸した。最新情報では、3名死者、3名重傷、2名行方不明。捜索活動が続いている。暫定情報では、事故の原因は燃料切れ。捜査が開始されている」と書き込んだ。大臣は、その後、同情報を更新し、「死者は5名となった」と伝えている。