ウクライナ、モルドバ、ルーマニアの3国、ガザからの自国民避難で協力へ
ウクライナ、モルドバ、ルーマニアの3か国は、ガザ地区から自国民を避難させる際に協力していくことで一致した。
モルドバのニュースサイト「ニュースメーカー」が報じた。
モルドバ外務省発表によれば、ポペスク・モルドバ外相が19日、オドベスク・ルーマニア外相とクレーバ・ウクライナ外相と電話会談を行ったという。
同会談時、3者はガザ地区から自国民を避難させるための努力を結集することで一致した。
発表には、「この協力により、エジプトとの国境にあるラファ通過検問地点を通じた、私たちの国民の迅速かつ安全な避難が行えるようになる」と書かれている。
なお、モルドバ外務省は、モルドバ国民からガザ地区からの避難につき50件の要請を受けていると発表していた。
また、コルニーチューク駐イスラエル・ウクライナ大使は、18日時点で、298名のウクライナ国民がガザ地区から避難を希望していたことを発表している。
さらに、コルニーチューク大使は19日、ガザ地区でウクライナ国民の女性1名が死亡したと発表した。