ウクライナ保安庁、元国会議員を殺害
ウクルインフォルムは、元最高会議(国会)議員で、国家反逆罪の確定しているイッリャ・キヴァ氏を殺害したとの情報の確認した。
法執行機関内のウクルインフォルムの関係者が、キヴァ氏の殺害は保安庁(SBU)の特殊作戦であると伝えた。
同人物は銃器で殺害されたという。
これに先立ち、6日、ロシアのテレビ「レンTV」がキヴァ氏の遺体が露モスクワ州で見つかったと伝えていた。
なお、2022年3月、ウクライナ検事総局がキヴァ元最高会議野党生活党会派議員に国家反逆罪とウクライナ国境変更の公の場での呼びかけの容疑を伝達。その後、2023年11月13日、リヴィウ市リチャキウシキー裁判所がキヴァ氏の禁錮最大14年、資産没収の有罪判決を下していた。
また、10月には、キーウ市内で、キヴァ元議員がロシア連邦から指揮していた犯罪集団の殲滅が発表されていた。