スペインでウクライナに投降した露軍操縦士クジミノフ氏が遺体で発見=宇情報総局

ウクライナ国防省傘下情報総局は19日、昨年夏にウクライナ側へと投降したロシア軍航空機操縦士であるマクシム・クジミノフ氏がスペインで死亡したとの情報を認めた。

情報総局のユソウ氏がウクルインフォルムへのコメントで本件を事実として認めた。

ユソウ氏は、「(編集注:クジミノフ氏のスペインでの死亡を)認める」と発言した。

同時に同氏は、本件のその他の詳細については発言しなかった。

これに先立ち、スペインとロシアの報道機関が、スペイン国内にてロシア軍操縦士のクジミノフ氏が殺害されたと報じていた。

これに先立ち、昨年8月23日、ブダーノフ情報総局局長は、ロシア軍の乗員を載せた軍用ヘリMi8をウクライナに飛来させ、ウクライナ軍に投降させるという特殊作戦が完了したと発表していた。

ウクライナ側に投降したクジミノフ氏は同年9月、ロシア軍の同僚に対して同様に投降するよう呼びかけた他、キーウ市内で記者会見を開き、ロシアによる全面侵攻のはじめから、ロシアの侵略を支持していなかったなどとと述べていた