独外務省、マレーシア機撃墜捜査の新情報を「露に対する非常に深刻なもの」と指摘

ドイツ外務省は、2014年のマレーシア航空機MH17撃墜事件を捜査する国際共同捜査チーム(JIT)の新発表に注意を向けており、その情報を非常に深刻なものだとする見解を示した。しかし、内容そのものへのコメントは避けた。

15日、ドイツ外務省のマリア・アデバル報道官がベルリンでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

同報道官は、「私たちの視点からは、新しいロシアに対する断罪は、非常に深刻なものである」と発言した。

続けて同報道官は、ロシアは犯罪捜査のためにJITと建設的に協力すべきであると強調した。

これに先立ち、14日、2014年のマレーシア航空機MH17撃墜事件を捜査する国際共同捜査チーム(JIT)が、武装集団「ドネツィク人民共和国(DPR)」とロシア政権高官の会話記録を複数公開し、これら会話を行っていた人物を特定できる、あるいは関連情報を提供できる人物への協力を求めていた