ゼレンシキー大統領、対中関係につき「ウクライナはビジネスパートナーを自分で選ぶ」
ゼレンシキー大統領は、ウクライナと中国の協力に、米国からの影響は感じてないと発言した。
ゼレンシキー大統領が10日、「ヤルタ欧州戦略会議(YES)ブレインストーミング」登壇時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー大統領は、「私は、そのような(米国からの)オープンな影響は今のところ目にしていないし、感じていない。私は、欧州の国々との関係や、中国とのものについて米国からシグナルがないと言っているのではない。私は、それがないと言っているのではない。しかし、私たちは、自分のビジネスパートナーを選べる十分に独立した国である。そのビジネスが清く、オープンで、ウクライナに追加的雇用をもたらすのであれば、それは優先課題だ」と発言した。
また大統領は、現在、ウクライナにとって中国は最大の貿易相手国であり、中国ビジネスはウクライナ市場に入ってきていると指摘した。その上で、大統領は、「私は、どのようなビジネスも、投資ももっとウクライナに入ってきて欲しいと思っている」と強調した。
同時に大統領は、中国の投資家が株式を有す戦略的企業であるモトール・シーチ社については、国家安全保障国防会議(NSDC)の決定により国家に戻されたと発言した。
写真:大統領府