米ホワイトハウス、ロシアによる対ウクライナの行動を「侵攻」と形容し始める=報道

米ホワイトハウスは22日、ロシア軍のウクライナ東部における展開を「侵攻」と形容し始めている。

AP通信が報じた

報道によれば、ファイナー大統領副補佐官(国家安全保障担当)が「私たちは、それは侵攻の開始、最新のロシアによるウクライナへの侵攻だと考えている」と述べ、「侵攻は侵攻であり、それが今起きていることだ」と指摘した。

米政権関係者によれば、政権は当初、今回のロシア軍の展開を侵攻と呼ぶかどうか迷っていたとし、その理由として、ホワイトハウスは、ロシアが今後何をするかを見たいと思っていたからだという。そして、ロシア軍の移動が評価した後に。それが新たな侵攻だと判明したのだという。

また、サキ米ホワイトハウス報道官は、ツイッター・アカウントにて、ショルツ独首相による独露間新天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」認可手続きの停止の決定にコメントした際も、ロシアの行動を「侵攻」と呼んでいる

サキ氏は、「米大統領は、もしロシアがウクライナに侵攻したら、私たちは、ノルド・ストリーム2が前進しないように、ドイツとともに行動していくことをはっきりさせた」と書き込んでいた。

これに先立ち、21日、プーチン露大統領は、ロシアのテレビで演説をした際に、ウクライナ東部の武装集団「DPR」「LPR」の国家としての独立と主権を承認すると発言し、関連大統領令に署名していた。