クレーバ宇外相、林日本外相と電話協議 対露制裁発動に謝意

ウクライナのクレーバ外相は25日、日本の林外相と電話会談を行い、日本による新たな対露制裁の発動と財政支援供与につき謝意を伝えた。

クレーバ外相がツイッター・アカウントにて報告した

クレーバ氏は、「日本の林芳正外相と電話をした。日本による新しい対露制裁とウクライナへの財政支援の供与につき感謝している。ロシアのSWIFTからの除外は喫緊であり、それは日本の国益にも適う。私たちはまた、ウクライナの防衛強化の手段についても協議した」と伝えた。

これに先立ち、日本の岸田首相は25日朝、24日から続くロシアのウクライナへの侵攻を受けて、新たな対露制裁として、資産凍結と査証発給停止によるロシアの個人、団体などへの制裁、ロシアの金融機関を対象とする資産凍結といった金融分野での制裁、ロシアの軍事関連団体に対する輸出、国際的な合意に基づく規制リスト品目や半導体など汎用品のロシア向け輸出に関する制裁の3分野の措置を発表していた