欧州統合支持急増 EU加盟86%、NATO加盟76%

世論調査

最新の世論調査によれば、ウクライナでは、86%がウクライナの欧州連合(EU)加盟を支持、76%が北大西洋条約機構(NATO)への加盟を支持すると回答した。

レイティング社が3月1日に実施した世論調査の結果を発表した

同社は、EU・NATOの加盟支持はいずれも、同社のこれまでの世論調査の結果において最も高い数字となったと指摘している。

EU加盟支持は86%、不支持は5%となっている。なお、2月のロシアの侵略開始前のEU加盟支持率は68%であり、同結果もそれまでで最も高い数字だった。

地域別のEU加盟支持は、西部で93%、中部で89%、南部で81%、東部で72%だった。

NATO加盟支持は76%、不支持は9%。こちらも2月の調査時では62%で、その時点で過去最高の数値だった。

地域別のNATO加盟支持は、西部で87%、中部で81%、南部で69%(反対は13%)、東部で55%(反対は16%)だった。

今回の世論調査は、レイティング社が3月1日にクリミアとドネツィク・ルハンシク両州一部地域をのぞくウクライナ全土の18歳以上の人物1200名を対象にCATI(Computer Assisted Telephone Interviews)方式で実施したもの。理論的誤差は最大±2.8%だと発表されている。