韓国議員団、ウクライナを訪問 ブチャやイルピンの視察等
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韓国の与党「国民の力」イ・ジュンソク(李俊錫)代表率いる韓国国会議員団が5、6日ウクライナのキーウ市・キーウ州を訪問した。
5日は、議員団はキーウ州のブチャとイルピンを訪問した。クレーバ・キーウ州軍行政府長官がテレグラム・アカウントにて報告した。
クレーバ氏は、「今日(編集注:5日)、キーウ州を与党『国民の力』のイ・ジュンソク代表率いる大韓民国議員団が公式訪問した。外国代表団は、ブチャにて拷問された民間人の埋葬地を訪れ、イルピンの破壊された住宅を視察した」と書き込んだ。
また6日、アラハミヤ・ウクライナ最高会議(国会)与党「人民奉仕者」会派長が両国議員の会談が行われたことをテレグラム・チャンネルにて報告した。
アラハミヤ氏は、韓国議員団との会談が行われたと述べた上で、「私たちと韓国には、多くの共通点がある。両国ともに、専制主義のおかしな隣人を抱え、両国とも若い民主国家で、ウクライナも韓国も被占領地を抱えている。両国とも、自国民が発展することを願っており、戦争にて自らを守る準備が常にある国だ」と書き込んだ。
同氏はまた、韓国は復興の時期を経て、強力な経済を抱える国となったとし、ウクライナの復興にとってロールモデルとなり得ると指摘した。
加えて同氏は、双方は、軍事技術協力、高度技術分野協力の可能性について協議したと述べた。さらに、ウクライナ側がデジタル移行の分野のウクライナの達成を示したところ、韓国側が驚きを示したと指摘した。また双方が政府間協力についても協議した他、ウクライナから近々韓国への議員団・政府関係者・ビジネス代表者が訪問することについても話し合ったと伝えられている。