クレーバ宇外相、アフリカ諸国に対し、食糧輸出妨害停止に向けてロシアに圧力をかけるよう要請

ウクライナのクレーバ外相は、アフリカ諸国をはじめとする世界の国々に対して、ロシアがウクライナの食糧の輸出のために安全な海路輸送を認めるよう、同国に対して協力して圧力をかけるよう呼びかけた。

クレーバ外相がタンザニアの「シチズン」紙へのインタビュー時に発言した

クレーバ氏は、「時間は私たちにとってのみ過ぎているのではなく、あなた方のところでも過ぎている。私たちは、今後数週間で問題を解決したい。ウクライナからの食糧輸出の長期の妨害は、私たちの農家の新しい作物を作る能力を弱らせ、ウクライナの農耕サイクルをさらに1年間狂わせるリスクを高める。それは世界を長期にわたる食糧危機に陥れる可能性があるのだ」と発言した。

また同氏は、アフリカの国多くが、食糧輸出問題を解決すべく、すでにウクライナとともに作業をしていると伝えた。

同氏は、アフリカ諸国の政府の立場はロシアの立場に影響を与えているとし、「ウクライナは、全ての私たちの契約済み商品があなた方の市場に届くよう、またロシアの無責任な行動によって引き起こされたグローバルな食糧危機を克服できるよう、今後数日、数週間全てのアフリカの国と緊密に協力を続ける」と発言した。