ゼレンシキー宇大統領、ロシア・ウクライナ戦争におけるブラジルの中立の立場を批判
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシアの対ウクライナ戦争におけるブラジルの中立の立場を支持しないと発言した。
ゼレンシキー大統領がブラジルのテレビ局グロボへのインタビュー時に発言した。
ゼレンシキー氏は、「私は、ボルソナーロ・ブラジル大統領と話をしたし、私はその対話につき彼に感謝している。それは、ブラジル大統領との私の最初の対話ではない。私は、彼の中立の立場は支持していない。私は、世界の戦争において、中立であることはできないと思っている。(中略)真ん中あたりにいることはできない。仲介者になる準備があると言うことはできない。何における仲介者だろうか? 誰と誰の戦争の仲介者か? ここの戦争は、ロシアのウクライナ人に対する戦争である。彼らが私たちの領土に入ってきているのだ」と発言した。
同氏はまた、ブラジルの人々はウクライナの人々と同じ価値を支持していると確信していると述べ、そのため、ブラジル含め、南米のいかなる国も、ウクライナにサポートを提供すべきだと指摘した。同氏は、「中立は、プーチンに自身はこの世界で孤立していないと思わせることになる」と発言した。
これに先立ち、18日、ゼレンシキー宇大統領は、ブラジルのボルソナーロ大統領と電話会談を行っていた。
写真:大統領府