ロシアはウクライナの平和の条件を命令できない=オーストリア外相

20日、キーウ(キエフ)を訪問したシャレンベルク・オーストリア外相は、ロシアが始めた戦争は、ウクライナの人々が受け入れられる条件で終わらねばならず、ロシアからの最後通牒は受け入れられないと発言した。

シャレンベルク・オーストリア外相がクレーバ宇外相とリパフスキー・チェコ外相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

シャレンベルク氏は、「私たち皆が平和を望んでいる。特に、ウクライナで苦しんでいる人が求めている。しかし、私は、平和と解決は、どこかから押し付けられるものではあってはならないことをはっきり言わねばならない。それはウクライナの人々に受け入れられる解決でなければならない。私たちは、ロシアからの最後通牒の形の平和は受け入れない」と発言した。

同氏はまた、チェコ外相と一緒に行った訪問は、中欧の国々のウクライナとの連帯のシグナルだと述べ、「私たちのロシアに対するメッセージは非常にシンプルだ。私たちは、力による真実を受け入れない。そして、正にそれが故に、中立の国も北大西洋条約機構(NATO)加盟国も、この戦いのこの困難な時にあるウクライナを支持しているのだ」と強調した。

同氏はまた、オーストリアのウクライナへの連帯と支持は今後も変わらないと明言した。