ウクライナ、8月23日に第2回クリミア・プラットフォーム首脳会談をオンラインで開催へ
ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、ウクライナは8月23日に第2回クリミア・プラットフォーム首脳会談をオンラインで開催すると発言した。
ゼレンシキー宇大統領がキーウ(キエフ)を訪問したジャマテイ・グアテマラ大統領との共同記者会見時に発言した。
ゼレンシキー氏は、「私は、8月23日にオンラインで開催されるクリミア・プラットフォーム首脳会談にアレハンドロ・ジャマテイ氏を招待した。私は、同首脳会談への出席に向けた地域のその他の国の連帯について話した」と発言した。
また同日、タシェヴァ・クリミア自治共和国ウクライナ大統領常駐代表も、テレビ番組出演時に第2回クリミア・プラットフォーム首脳会談が8月23日に開催されると発言した。
タシェヴァ氏は、「私たちは、国内分野でも国外分野でも活動している。国外分野では、第2回クリミア・プラットフォーム首脳会談が組織される。同首脳会談は、ハイブリッド・フォーマットで開催されるが、大半は8月23日にオンラインで行われる。それは、大統領府がすでに発表している。私たちは秋に複数の行事を計画しており、それは、ウクライナ大統領がもうすぐ発表すると私は確信している」と発言した。
同氏はまた、クリミア・プラットフォーム首脳会談では、ロシアのウクライナへの全面侵攻後に生じた新しい挑戦について協議が行われると指摘した。同氏は、「私たちは、私たちの国の南部への『にじり寄る』占領のために、クリミアも軍事基地として利用されていることについて話していく。もちろん、私たちは、新たな被占領地についても話すし、もちろん、半島の人権侵害、クリミア・タタール人活動家への迫害についても話す。つまり、全面的侵攻後に新たに生じたことを考慮した上での諸問題について話すのだ」と発言した。
なお、2021年8月23日、キーウにて、クリミア・プラットフォーム第1回首脳会談が開催された。同首脳会談には45か国が参加し、「クリミア・プラットフォーム宣言」を採択している。