クレーバ宇外相、アフリカ諸国への外遊を発表
ウクライナのクレーバ外相は28日、ウクライナとアフリカ諸国との関係活性化の一環で、自身のアフリカ諸国への外遊を準備していると発表した。
クレーバ外相がテレビ番組出演時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
クレーバ氏は、過去数十年でアフリカにおけるウクライナの立場は著しく弱まってしまっていると指摘し、それを踏まえてウクライナはアフリカ方面に真剣に取り組み始めており、中近東・アフリカのための特別代表を任命したり、ゼレンシキー宇大統領がアフリカ諸国の首脳と電話会談を行ったり、自身(クレーバ外相)のアフリカ大陸への初の周遊の準備が行われたりしていると伝えた。
またクレーバ氏は、周遊はサブサハラ・アフリカの4、5か国を訪問する予定だと発言した。同氏は、「周遊は、北アフリカのアラブ諸国ではなく、サブサハラ・アフリカの国だけとなる。私たちは、中央アフリカへ行く。国名はまだ挙げないが、しかし、私たちのアフリカ大陸との関係の活性化、特に私の周遊準備に関する情報が漏れ始めたら、あなた方はすぐに知ることになるだろう。そこへは、ラヴロフ露外相が向かい、ロシアの立場を強めるために機会を利用しようとしたところだ」と発言した。
なお、ラヴロフ露外相は、7月23〜27日に、エジプト、コンゴ、ウガンダ、エチオピアを訪問していた。