EUのロシア発石炭の禁輸発効
8月1日、欧州連合(EU)にて、ロシア連邦発の石炭の禁輸が発効した。
ウクライナ最高会議(国会)が公式ウェブサイトで伝えた。
発表には、「EUにて2022年8月1日にロシアからの石油の輸入の禁止が発効する。同禁止は、2022年4月7日に採択された第5制裁パッケージにて定められていたものである」と書かれている。
また、EU理事会の発表をもとに、「2022年8月から、ロシア連邦から入ってくる、あるいは輸出される石炭あるいはその他の化石燃料の購入、輸入、輸送の禁止が定められている」と説明されている。
さらに、EUの消費におけるロシアの石炭の割合は45%であり、2021年のEUのロシア石炭輸入は40億ユーロに上っていたことが指摘されている。
なお、EUは、4月8日にロシア発石炭禁輸を含む第5制裁パッケージを発表していた。