EU、ザポリッジャ原発付近のロシアの軍事活動を非難
ボレル欧州連合(EU)上級代表は6日、ロシア軍によるウクライナ南部のザポリッジャ原子力発電所付近での軍事活動を非難した。
ボレルEU上級代表がツイッター・アカウントに書き込んだ。
ボレル氏は、「EUは、ザポリッジャ原子力発電所周辺におけるロシアの軍事活動を非難する。それは、核安全ルールへの深刻かつ無責任な違反であり、ロシアによる国際規範の無視のさらなる事例である。国際原子力機関(IAEA)が原発へのアクセスを得なければならない」と書き込んだ。
これに先立ち、ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は5日、2回にわたりザポリッジャ原子力発電所の方向へと砲撃を行った。14時30分には、同原発敷地内で3回の爆発が確認。これを受け、ゼレンシキー・ウクライナ大統領が、原子力施設への攻撃はいかなるものもテロ行為だとコメントしていた。