クレーバ宇外相、EU・G7諸国に対してロシア国民へのビザ発給停止を呼びかけ

ウクライナのクレーバ外相は10日、欧州連合(EU)加盟国とG7諸国に対して、ロシア国民へのビザ発給を停止するよう呼びかけた。

クレーバ外相がツイッター・アカウントに書き込んだ

クレーバ氏は、「私は、全EUとG7諸国に対して、ロシア国民に対するビザ発給を停止するよう要請する。ゼレンシキー宇大統領はそのことを全くもって正しく主張している。ロシア国民の圧倒的多数は、ウクライナに対する戦争を支持している。彼らが国境を尊重することを学ぶまでは、彼らの国境を越える権利は奪われるべきである」と書き込んだ。

これに先立ち、9日、ゼレンシキー大統領は、ロシアの対ウクライナ侵略戦争を受けて、ロシア国民の西側諸国への渡航を禁止すべきだとの見方を示していた。

フィンランドのマリン首相は、ロシア連邦からシェンゲン圏への観光客の流入を制限する欧州全体の決定を採択するよう呼びかけている

また、エストニアのカッラス首相もまた、ロシア国民のEU渡航の観光ビザ発給を停止するよう呼びかけている。