ゼレンシキー宇大統領、仏、デンマーク、ルーマニアの首脳と電話会談 防衛支援を協議

ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、マクロン仏大統領、フレデリクセン・デンマーク首相、ヨハニス・ルーマニア大統領と電話会談を行い、防衛分野の支援などについて協議を行った。

ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントで報告した

マクロン仏大統領との電話会談につき、ゼレンシキー氏は、「マクロン仏大統領と現状につき長く、詳細なやり取りを行った」と書き込んだ。

同氏はまた、フランスに対して、ウクライナへの軽戦車と『バスチオンAPC』の提供、並びに同方向性でのパートナーたちとの作業の活性化につき謝意を伝えた。

さらに同氏は、「マクロン氏とウクライナの防空やその他の防衛能力の著しい強化に向けたさらなる協力につき同意した。また、平和の公式の実現に向けた作業につき合意した」と述べ、マクロン氏に対して「ありがとう、友よ! あなたのリーダーシップは私たちの勝利を近づけている」と伝えた。

フレデリクセン・デンマーク首相との電話会談につき、ゼレンシキー氏は、「ロシア連邦からの挑戦と脅威を背景とするウクライナの防衛面の必要につきフレデリクセン・デンマーク首相と協議した。ウクライナ・デンマーク・パートナーシップを強化するためのさらなる行動を調整した」と書き込んだ

ヨハニス・ルーマニア大統領との協議について、ゼレンシキー氏は、「主に防衛分野のウクライナ・ルーマニア協力のさらなる発展にむけた行動につき、ヨハニス大統領と合意した。私は、ロシアの侵略対抗におけるルーマニアの連帯と支持につき謝意を伝えた。平和の公式と二国間議題につき協議した」と伝えた

これに先立ち、3日、ゼレンシキー氏は、トルドー加首相、ルッテ・オランダ首相、スナク英首相、ストーレ・ノルウェー首相と電話会談を行っていた。

写真:大統領府