ゼレンシキー宇大統領、広島でスナク英首相とメローニ伊首相と会談

ウクライナのゼレンシキー大統領は２０日、訪問先の広島にて、スナク英首相とメローニ伊首相とそれぞれ会談を行った。

ウクライナ大統領府広報室が公表した。

スナク英首相との会談についての発表によれば、ゼレンシキー大統領はスナク首相に対して、ウクライナへの戦闘機供与に向けて活動する国々の集まり「国際戦闘機連合」における英国のリーダーシップにつき謝意を伝えた。

両首脳は、５月１４日のゼレンシキー氏の英国への訪問の際の合意の今後の履行について協議した。

両首脳はまた、二国間関係の発展について意見交換を行い、Ｇ７首脳会議へのゼレンシキー氏の出席に向けて立場の調整を行った。

メローニ伊首相との会談についての発表によれば、両首脳はウクライナとイタリアの対話継続の重要性を確認した。

また両首脳は、５月１３日のゼレンシキー氏のイタリア訪問の最初の結果について協議を行った。

さらに双方は、イタリアからウクライナへの防衛面と政治面の支援について話し合った。

ゼレンシキー氏は、ウクライナ航空機操縦士の訓練を含め、防空能力の補完が不可欠だと強調した。

両首脳は、Ｇ７首脳会議へのゼレンシキー氏の出席に向けて立場の調整を行った。

なお、２０日、ゼレンシキー宇大統領は、広島でのＧ７首脳会議への出席のために訪日を開始した。

写真・動画：大統領府、ゼレンシキー大統領