レズニコウ宇国防相、辞表を提出

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ウクライナのレズニコウ国防相は4日、辞表を最高会議(国会)議長に提出したと発表した。

レズニコウ国防相がソーシャルメディア「X」アカウントにて報告した

レズニコウ氏は、「私は、ルスラン・ステファンチューク・ウクライナ最高会議議長に対して、辞表を提出した。私にとって、ウクライナの人々に公正に仕えること、ウクライナ現代史において最も困難な過去22か月間をウクライナ軍のために働くことができたことは光栄であった」と書き込んだ。

また同氏は、自身の署名入りの辞表を写した写真を公開した。

ステファンチューク最高会議議長は、フェイスブック・アカウントにて、最高会議は、直近の本会議にてレズニコウ氏の辞任の審議を行うと伝えた

これに先立ち、3日、ゼレンシキー大統領が、1週間以内にレズニコウ国防相を解任し、ウメロウ国家資産基金長官を新たな国防相へと任命することを提案すると発表していた

なお、ウクライナ憲法第114条により、閣僚の中で、国防相と外相は、大統領が提案し、最高会議が任命することになっている。

オレクシー・レズニコウ氏は、2021年11月4日に国防相に任命されていた。それ以前は、2020年3月4日から2021年11月3日まで、副首相兼一時的被占領地再統合相を務めていた。

なお、2023年1月、国防省関連の調達を巡って汚職スキャンダル疑惑が生じた。当時、レズニコウ国防相の解任の可能性に関する情報があったが、その時は解任はされなかった。8月に入り、複数報道機関が、再びレズニコウ氏を解任し、駐英ウクライナ大使に任命する可能性を報じていた。