ゼレンシキー宇大統領、米国に到着
ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、米国に到着した。ゼレンシキー氏は、訪問時第78回国連総会に出席する。
ウクルインフォルムのニューヨーク特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、空港から移動し、治療やリハビリを受けているウクライナの軍人との面会のためにスタテンアイランド大学病院を訪れた。
同氏は、19日には、国連総会での演説を予定している。また午後には、国連の「持続可能な開発サミット」に出席する。
ゼレンシキー大統領本人は、テレグラム・チャンネルにて、「米国、ニューヨークだ。空港からすぐに、米国で治療・リハビリを受けている私たちの戦士のもとへ向かった。何よりもまず、私たちの人々を支えること、ウクライナを助けてくれている人々やウクライナ人に感謝を伝える。それから、大切で濃厚な日々が続く。国連総会、持続可能な開発サミット、安保理。重要な二国間会議もすでに予定されている」と書き込んだ。
さらに同氏は、ワシントンではバイデン米大統領や、米議会・政党のリーダーや、軍のトップとの協議が予定されており、さらに米国商業界代表者、記者、社会代表者とも面会を予定されていると伝えた。その際同氏は、米国のウクライナ支援におけるリーダーシップに謝意を伝えるのが目的だと指摘した。
そして同氏は、「国家の領土一体性が、国連憲章をはじめとするあらゆる基本的国際文書の重要原則だ。そして、それに、ロシアの侵略が壊してしまった完全な力を取り戻し、国連による侵略を止め、侵略を防ぐ能力を拡大しなければならない。ウクライナは、国連加盟国にそのことを明確に提案する」と強調した。
写真:オレーナ・ゼレンシカ宇大統領夫人(X)